世田谷区・千歳烏山のイタリアン「のんとろっぽ」からお知らせ

超!おいしいお土産!オススメです!

昨日の河岸はいや~空いていました。見渡す仲卸棟の20mくらい私以外に3人くらいしか買出し人がいない(爆)!いいのか、それで!東京の台所!と心配になります。。。。

まぁ、水曜日は隔週で豊洲お休みなんで前から空いているんですがね。去年豊洲が開場したばかりの10月は外気より仲卸棟の中のが温かい始末だったのに、このくらい人がいないと冷房効いてて寒かった。。。いや、エアコンは効いたほうがいいんだけど、なんというか、本末転倒感が否めない・・・・・。

みんなと冷房効いてて寒いね~っておしゃべりしてきました(爆).なんのこっちゃ。

小肌ちゃんにウニ君。夏もそろそろ終わりだからもう少しだけウニ君買っとこうかなと。それから岩手のホタテ。などなど。

小肌はどうしても時々食べたくなるよね。掃除するとさらにちっちゃくなるのが難だけど。

アーモンドプードルとバジリコで食べてね。ふわっと軽い感じです。

 

そして今日オススメしたいのがコレ!

バスクのお土産でいただいたんだけど激しく!おいしいです!スペインの黒ニンニクペースト!

料理教室でも茄子のキャビア風と一緒にクロスティーニ(パンに塗って)にして食べたんだけどほんとうおいしい!ニンニク臭くない!

どちらかというと味噌や醤油のようなメイラード、旨みの香り。でも塩は入っていないのでしょっぱくはないです。ニンニクはもともと果物と同じくらい糖度が高いのでむしろ甘いです。プルーンを思わせるようなフルーティーさもあります。ヴィンコットのような果物を煮詰めたような香りもします。

なんにでもあっておいしそうだけど!ここは子羊‼でしょ。 これに茄子のキャビア風とトロ茄子(白茄子の中までえぐみがなくてトロっとした食感)と!

もちろん食べましたがここ最近作った子羊の中でダントツにおいしかったです。

最高においしかった。まだ召し上がっていない方は食べてね♡

 

落語×能 in烏山寺町 一之輔×羽衣

こんなポスター見つけました。

「落語×竹灯籠能」in 千歳烏山寺町

今売れている春風亭一之輔と「羽衣」。

結構寺町で能や落語やっているの知っていたんですが、いつも仕事の時間でいけない・・・!でもワタクシ吉川と同い年の一之輔!見たい!と思ってポスター写真撮ったのですが、終わりが17時20分くらいなのでやっぱり時間的に無理ね。。。

ピンク色の竹灯籠もかわいい。。。

みなさんご存知三保の松原の天女の羽衣なのもわかりやすくていい。しかも能の前に簡単なレクチャーありだし。

一之輔は前に当代の円楽と三々、一之輔の三人会を見たことがあるのですが、なかなか良かったです。真面目で(笑)ちょっと暗い雰囲気(笑)が能とも合っているような‥‥落語も「羽衣の松」をやるのかしら?いいなぁ。

11月9日土曜日! 13時くらいからです。交番通りの石材店から無料バスも出るそうです。

チケットはお寺さんのサイトから購入できます。http://myojyuji.jugem.jp/?eid=62

きっと11月だと夕方の竹灯籠は写真のようにピンクがかっているわね。

ご覧になった方は感想をぜひ聞かせてください。

そしてお帰りの際はのんとろっぽへぜひどうぞ!(笑)お待ちしております☆

 

遠い歴史に思いをはせるワイン「ヤルデン」

キリスト教とワインの関係はご存知のとおり、切っても切れない間柄。つまりその歴史はとても古いです。

その歴史ある産地のひとつ、イスラエル。旧約聖書にも書かれている数千年前からのワインの聖地、ゴラン高原。

中でもこのヤルデンはコンクールでも常に高評価。柔らかくバランスが取れてとてもスムーズ。ブドウの個性がよく表れています。

そしてワインの名前ヤルデンはヨルダンという意味です。ノアの箱舟は大洪水後、陸地を探し鳩を飛ばします。しばらくしてもどった鳩はオリーブの枝を咥えていました。それは世界最古の品種とも言われる、ヨルダンオリーブでした。(諸説あり)

今は昔、遠い遠い歴史に思いをはせてみてはいかが?

カベルネ・ソーヴィニョン(赤)

ベリーとシダのバランスがとてもよく、まだ中心に青みが残っていてたっぷりの果実味を感じる。スワリングすると甘いチョコレート、たばこが少し。エキスは濃いがタンニンは細かく軽く、柔らかい酸によって印象が持続する。たいへん飲みやすくバランスのいいワインです。

シャルドネ(白)

強いリッチなフルーツの香り、バナナ、洋ナシ。ワインの色はそれほど濃くないけれど、オーク樽がよくきいていて満足感のあるワインです。飲みごたえバッチリ!

今日の料理

今朝は寒いくらいでしたね~。あれ?寒いになるの早すぎる?普段あっつい厨房にいるので?クーラー苦手なのです。

急に涼しくなってきたので秋っぽいものが食べたくなりますね。

大好きな青魚くんたちももう出始めで脂のってくるでしょうね。

今日は大力さんで小田原のカマス!お気に入りのバターっぽい味になる昆布締めにして召し上がれ!

それから白いかはキャベツとスパイスとビネガーで甘酢漬けに。

白ワインやシェリーのおつまみ的にどうぞ!東北のキャベツの浅漬けをイカに射込んだアレ!からの発想です。

それから調子に乗って子持ち鮎を塩漬けにしています!前回の北欧風ニシンの漬け方でしたハタハタがうまくいったのでチャレンジ!うまくいくといいな。食べ物の神様にお祈りしよう。

定番な料理ですがポルチーニのリゾットはうずらちゃん出汁で、マデラワインとバジリコがソース・トルチュ(ウミガメのためのソース)をほうふつとさせて、貴族?風なオサレな香りです。ぜひ!お気に入り。

あとはきんかんと良い感じの地鶏レバ!チブレオ風にする予定です!

時間ないー―ーーー!食べてねー

そうだ、満月。ワインをのもう。

今日はかなり涼しいですね。中秋の名月です。

厨房も多少涼しいので汗びちゃびちょですがだいぶん過ごしやすいです。

あんまり暑いとビール!!って感じですが、ワインにちょうどいい季節になってきましたね。

実は満月ってワインがおいしい日なんです。ご存知でしたか?

そんな日におすすめのワイン!

左のシャンパンですね。シャンシーラ NV ブラン・ド・ブラン リンゴや洋ナシのさわやかな果実にほのかなイースト感。エレガントなシャンパンです。グラス¥1200!安っ!

ちなみに右はシャンパン好きの奥様のお誕生日に特別にいいのとの事でご用意しました。クロード・カザル クロ・カザル 2006。ボトル/¥15300。華やかでやわらかな広がりのある味わい。ムースのようなふわっとしたきめ細かい泡。長い余韻がトップ・キュベの品格を表している。見事なシャンパンでした。ご相伴にあずかりましたが、最後は昆布のようなグルタミン酸系の旨みが強くおいしいシャンパンでした。。。

赤ワインのオススメ

左からペスケラ 2016。スペインを代表するワイン。テンプラニーリョの特有のたっぷりとした果実に野性的な肉の旨み。男性的な力強い味わい。短角の煮込みや、イベリコのタンのグリルがおすすめです。グラス¥1000

右はニュージーランド。デルタ ピノ・ノワール マール・ボロ。かわいらしい苺の香りでありながら、ブルゴーニュのピノ・ノワールにはない涼しい顔をしたワイン。すっきりした味。グラス¥800

さぁ、今夜はのんとろっぽでワインに決定ですね。(笑)飲みたくなってまいりました。

 

それにつけてもスピーカーも満月、いい音なんです。なんでだろう。。。

謎だ。

夏の終わりの時代やっこ

のんとろっぽのシェフ、吉川です。イタリア料理とともに出身の東京の味、特に江戸料理なども勉強しています。

 

江戸料理はこざっぱりしていつも組み合わせもおしゃれで勉強になります。

時代小説に出てくる料理もなかなかに面白いものです。特に池波正太郎はグルメとしても有名ですね。

実際に江戸時代にあったかどうかはともかくとして、「剣客商売」に登場したやっこが簡単で大変おいしかったので皆様にもおすすめします。

青紫蘇やっこデス!

読んだ本はこちら↓↓

「剣客商売」に出てくる料理を「天ぷら近藤」の近藤さんが再現した本です。写真も多く、「剣客商売」のどの部分に出てきたかが書いてあるのも楽しい、読みやすい本なのでなかなかオススメです。

個人的には「剣客商売」といえば藤田まことの大先生こと秋山小兵衛,そしてその息子大治郎は渡部篤郎、大先生の若い嫁はおしんの小林綾子師匠のイメージが強いので本を読んでもその声が聞こえるようです(笑)。

「鱸」の項に出てきます。

千に切った青じそを木綿豆腐に乗せ、(注:わたくし吉川さんは面倒くさいくて適当に切っていますがふわふわになるくらい細いほうが断然おいしいです)酢と醤油を1:1で合わせたものにすこ~しゴマ油を垂らしちゃっちゃっちゃと軽く混ぜ合わせます。

これをかけるだけ。超さっぱり!でおいしいです。

「剣客商売」には「よく冷やした豆腐の上へ擦り生姜をのせ、これに、しょうゆと酒を合わせたものへ胡麻の油を二,三滴」とありますが、それも試したのだけれど酢醤油のがおいしかったです。ぜひぜひお試しくださいませ。

9月に入りました。20周年パーティー の準備を順にやっております。出し物でワインテイスティング大会とかやろうかな(笑)。

それからそれから、20周年パーティーはお子様連れ大歓迎です。小学生以下無料で高校生までは¥1000です。

ぜひぜいご参加ください。