世田谷区・千歳烏山のイタリアン「のんとろっぽ」からお知らせ

のんとろっぽ3月の営業のお知らせ

のんとろっぽ3月の営業のお知らせです。

毎週月曜定休

3月は月曜祝日がないので変則がありません。春分の日20日金曜日はいつも通り土日祝日営業です。

のんとろっぽ日曜俱楽部として烏山ペタンク部&花見を予定しておりましたが、今月は開催いたしません。新型コロナウイルスの影響により、イベントがないほうがいいのではないかという事になりました。

落ち着いたらみなさま一緒に遊びに参りましょう!

 

なので・・・きっと今年は花見にも行かれない方も多いと思います。

ので!

のんとろっぽは17日より桜!店内にたっぷり飾ります!さっき注文しました!

それにあわせてロゼシャンパン、ピンク色の食材を使って気分だけでものんとろっぽで味わってください。

鱒とか

桜のシュークリームとか。

のんとろっぽで気持ちだけでもお花見どうぞ。はやく収まるといいなぁ。

樹がフリーズドライになるところ 野付のホタテ

道東も道東!もっとも東側からホタテちゃん来ています。

えぐくなくてあま~いホタテ。今回はコライユもついているのでいっしょにバターでガリっとやきつけて半生のじゅーすぃーな甘さと旨みを召し上がってください!そこまで大きくないけれど旨みたっぷりです!

もっとも大人になるまで野付という場所さえ知りませんでした。道東=北方領土の近くくらいのぼんやりイメージ(←失礼。。。)東京にずっといるのですみません‥‥。

となりは国後島。

超!端っこ!

冬には半島の湾全部が凍ってトラックがその上を走れるんだとか。この曲がっているところ全部が凍るそうです。

夜寝ていると流氷がぶつかるギシギシすごい音がするとか。東京っ子の私には信じられない話です。
正直だれか落ちたりしないの?って聞いたらたまにあるそうです(ヒエー‼)

写真を見ると樹がフリーズドライ。。。。。。。

ちょっと動物の骨みたいで怖い・・・・・・。フリーズドライになるってことはどんだけ寒くて乾燥しているのよ。。。

そのおかげか人が入らない森からたくさんの栄養が流れいる海は北海縞海老などもおいしいところです。

野付ネイチャーセンターもあります!→http://notsuke.jp/

食べてね♡

真のボロネーゼ(おおげさ笑)のレシピ

のんとろっぽでは何でもやります。

どうしてもおいしい食材を買おうとなると、高い&量が多い(塊の単位が大きい)ことが多いです。高級店でもないのんとろっぽは15席しかないので必死です。使いきることでなんとかよりおいしい食材を食べていただこうと思っています。

なので、何でもやりまーす!

もちろんいいところは焼いて、筋は出汁にしたり、煮込みにしたり。

さらにはひき肉も作成!これで端肉も使い切り!

 

・・・というわけでひき肉をつくって真のボロネーゼ(笑ちょっとおおげさかな?)を仕込んだので作り方をご紹介!料理教室でもおいしくってみんなびっくりしていました!ぜひぜひつくって~☆

材料 たっぷり4人前

牛ひき肉 200g ひき肉はどちらも赤身で!より色の赤いほうがおいしいです。

豚ひき肉 100g

セロリと玉ねぎと人参=1:1:1

野菜をあわせた量とひき肉をあわせた量が同じくらいになるように

注↑↑重さで決めると肉質によってかなり量と重さが違うので量で決めてください

トマト オレンジ色になるくらい

赤ワイン 300cc:白ワイン 300cc=1:1 もう少し減らしても大丈夫

 

では作り方いきまーす

①オリーブオイルでみじん切りにした野菜を炒めます。火は中火くらいでずっと行きます。

イタリアではメッザルーナ(半月板上の包丁)でつぶすように切るので綺麗にきれていなくてもOK .この繊維のつぶれた感じが中からエキスが出て、ソースがおいしくなります。オリーブオイルがなじんでちょっと柔らかくなったらOK

②ひき肉を入れまーす。

もしあればこの丸いお土産屋さんとかで売ってそうな(失礼!)スパテラをおすすめします。このちょいちょいっとしかできない感じがなぜかおいしさを生みます(笑)。イタリア人になった気持ちで行きましょう。

 

③肉からかなり水分が出るのでしばらく炒めて飛ばします。神経質になりすぎなくてOK

④トマトとワインを投入します。

トマトは漉したものをまぜてオレンジ色より赤っぽいくらいの色になるまで入れます。さっぱりさせたかったらもう少しいれてもOKです。ワインも入れてください。ワインは結構多いほうがおいしいし、落ち着いた味わいになります。この後煮込むのでアルコールは飛んでしまうからお子様でも大丈夫です。

⑤個人的にローリエとクローブを少し。

もちろんなくてもよしです。火を弱くしてふつふつふつふつ・・を4時間。蓋をして煮込みます。

ときどき底があたて焦げていないかスパテラで確認してください。心配だったら20分くらいでタイマーかけておいてみてはいかがでしょうか。煮詰まってきちゃってたら水を足してOKです。

最後はしっかりドロッとするまで煮詰めましょう。

まぁ、煮込むまではさして時間がかからないのですが煮込む時間が4時間!無理‼という方はしっかり煮詰まるまででもOKです。それでも十分にかつてないおいしさを味わえるでしょう。ただ、4時間煮たときのおいしさはびっくりするくらいおいしいのでぜひおうちから出ないよ~という日なんかに大量に作るのをお勧めします。

出来たらジップロックで冷ましてから凍らせてもいいしね。

さて、仕上げです。

⑥もちろんベストは卵麺のタリアテッレですがスパゲッティでも。麺をゆでた一人前でお玉はんぶんくらいのゆで汁とミートソース部分をフライパンで温めておいて麺を投入。水分を飛ばすようにしっかりからめて出来上がりです。

ボローニャといえばパルミジャーノレッジャーノの産地。たっぷりかけても♡

このボロネーゼの他の使い道としてはじゃが芋やマカロニにかけてオーブンで焼いてもいいし、野菜につめてもいいし、ハンバーグなどに贅沢にかけてもOk

ぜひぜひチャレンジしてねん♡

いやし系熟成ドイツワイン☆

週末まであと少し!

いやされた~い!時におすすめです。

熟成ドイツワイン。

2002と18歳!のこのワイン。十分にワインとして年を取っているけれど、イキイキとした果実味の甘さと酸味が綺麗なワインです。

疲れをやさしく受け止めてくれます。

いやされて~♡

 

Meulenhof Riesling Spatlese 2002

自然界の二人の王って誰?

先日のイタリア語のレッスン。いつものんとろっぽまで先生に来ていただいているのでお茶とお菓子をお出ししています。

写真はラムだけどその時はほうじ茶だしたわよ~(笑)

「トリュフチョコです。」

「ユカがつくったの?」

「そうです。」

パクっ。・・・・!

「本当にトリュフ入ってるじゃないか!」

「そうですね。」

「トリュフを使った料理っていうのはほとんどがトリュフの香りが強すぎて素材の味がわからなくなるんだよ!・・・・・・・・これは良い。」

 

素直においしいって言いなよ~?とそういう小面倒な説明が好きなところがイタリア人だ、思います。個人的にね。

・・・・ええ、ここまではまくらです。トリュフチョコ食べてね♡ってことです。(笑)

 

日本人とイタリア人、ほかの国の方にしろ、好みの話し方ももちろん違いますが、いろいろな生活習慣や歴史ももちろん違うのでそこが面白いところですね。

イタリアの古い料理本、La Scienza in cuccina[料理の科学]を教科書として読んでいるのですが

イタリア人は概念の話やそこへ至る経緯の話が結構長めなので単語が難しくってなかなか進まず・・・でしたがようやく料理と健康の項に入ってきました。この辺になれば知ってる単語が増えて進むスピードが上がる・・・。ほぅ。

朝ごはんや昼ご飯の健康的な取り方の話からかなりざっくりいうといろんな質のいい食材を取るようにという話のところです。

Più e diverse qualità di cibi, dei due regni della natura,

「二人の自然界の王の、いろんな品質や種類の食事」というくだりがあります。

先生が私に質問しました。

「ユカは二人の王ってどう思う?」と聞かれたので

自然界の食材をつかさどる二人の王・・・・、すぐに私は海彦、山彦をイメージしたのです。

「….il regno di terra e il regno di mare.(大地の王=山彦、と海の王。)」

そうしたらう~ん、違うんだな~って。じゃぁ誰なんだって話ですよね。

「動物の王と魚類の王」なんだそうです。

えっ。野菜は?

「生き物じゃないでしょ?・・・というか、う~ん、野菜も生きてるけどね。」

 

西洋の人の感覚が面白いです。向こうはこっちが面白いんだろうけど。。

生き物の線引きがそこなんだとおもってびっくりしました。

健康のためのベジタリアンじゃない人が結構いる理由もなんとなくわかったような。

習慣や宗教や地域性なんでしょうね。

脳があるかないか、という事だとも聞いたことがありますが、こんどどうしてそこで線を引くのかが知りたいですねぇ。

ちがう文化とは面白いです。

サヨリがpugnaleという剣に見える件

今朝は朝焼けきれいでしたね。薄桃色の瞬間が好きです。

 

この冬初!さより買いました!

サヨリは感じで細魚と書きますが身体が四角いため、すごく大きいのは「かんぬき」(門を閉めるあれね→閂)とも呼ばれます。

大力さんの魚はいつもきれいです・・・♡

 

イタリアではメカジキの先の部分が↓↓

spadaスパーダという剣にみえるので

pesce spadaペッシェ・スパーダと呼ばれているんですが、サヨリも結構細い剣にみえません?

pugnaleプニャーレという剣です。昔の殺人事件とかで使われていそう(笑)

似てるよね~

今度からのんとろっぽではこのサイズのサヨリの事をpesce pugnaleペッシェ・プニャーレと呼ぶことにしましょう!ちょっと前まではお腹がのどぐろのように真っ黒なので「腹黒」呼ばわりでしたがね(笑)ぷぷぷ

 

今日は大洗ののれそれもtrasparente透明で大きくておすすめです!

国産のホワイトアスパラも始めました!食べてね♡