世田谷区・千歳烏山のイタリアン「のんとろっぽ」からお知らせ

Festa dei tartuffi bianchi 白トリュフ祭り2019

お待たせ致しました!今年もやってまいりました!

「白トリュフ祭り」‼

11月22日(金)~なくなり次第終了です!

 

写真↓↓は去年のおトリュフ様。今年のは21日木曜日にのんとろっぽご来店予定。

今年のおトリュフ様の出来はまぁまぁの模様・・・・。自然のものですからいい年もあればそうでない年もあります。

でもでも食べない年なんて考えられません!そうです、一度嗅いだらやめられないのがトリュフなんです。・・・・なんて恐ろしい子!

 

のんとろっぽの白トリュフ祭りはなんと!1gより自分でお好きなだけかけていただけます!写真の分量で1gくらいでしょうか。かなりたっぷりかかっているかと思います。

1枚一体いくらなのかしら‥‥というご心配はいりません。一枚だけかけるのは0.1gにも満たないのでそれはさすがに計測不可能なので勘弁してください(泣)。

今年は世界最高峰の産地、アルバ産を1g/900円でお出しします!

トリュフそのもののご予約も1個約30gから承っております。今年は取れ高がかなり悪いのでトリュフそのもののご予約をお考えの方はお早めに予約していただかないと手に入らないかもしれません。。。。

またトリュフにあわせたコース(要予約)もご用意しております。

もちろん!ア・ラ・カルトの料理に合わせていただいても結構です。

下記のトリュフ犬マークの付いた料理がよりトリュフにあう料理となっております。

 

ダメ人間製造スイーツ、おトリュフモンブランもご用意しますよ☆

 

すでに22日(金)~テーブル席が埋まってきております。

ご予約はお早めに!

お電話またはこちらからもご予約可能です。×がついていてもお席がご用意できる場合がごさいます。お気軽にお問い合わせください。

https://select-type.com/rsv/?id=mrQmu-9cvlI

 

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島 ありがとうございました。パスタからデザートまで。

先週日曜日、のんとろっぽ日曜俱楽部

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島

ありがとうございました。よく飲みよく食べました!

前回の前菜までのご報告はこちら→

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島 ありがとうございました。前菜の巻

さてさて、続きはパスタ類、プリモ・ピアットです。

前回「パスタ」は生地という意味だとお話しましたが、そういう話で言うとイタリア人にとって、特に南イタリアの人たちにとって「パスタ」は粉でできたものであって、たとえロングパスタであっても「麺」ではないのです。

わたしたちアジア人にとっては「麺」はすする物ですが「パスタ」は「粉」で「生地」なので「噛むもの」です。よく言う「アル・デンテ」とはal dente 歯にあたる、という意味なのでしっかり「噛む生地」で「粉」を味わうものなんです。

スイスに住んでるゆみちゃんは前にジェノヴァのレストランであまりにも固い極細パスタ、ヴェルミチェッリを食べたとき、茹だってない!と怒っていましたが(笑)まあ、ゆみちゃんの気持ちもわかるんだけど特にそのヴェルミチェッリというパスタは本当に「バリ堅」で「粉落とし(笑)」で粉の味と楽しむものだと、はっきりわかった時でした。

今回のパスタもよくよくそれを踏まえた上で「バリ堅」デス。

カプリ島の隣のプローチダ島の地方料理、レモンのスパゲッティです。ディチェコのNO.11 spaghettiniスパゲッティーニ(スパゲッティちょっと細い)を使ったんですが通常袋にはゆで時間9分とありますが、今回は6分であげてゆで汁とともにレモンのソースとしっかり和える!と噛む感じアピールしてみました。麺のしなり具合がふねふねじゃないでしょ?しっかりレモンが香って噛むとよりクリーミーでむちゃくちゃ美味しかった!ピンクペッパーもナイスアクセント!

特にこれとグレコとぴったりでした!ソムリエ塩田もあまりの相性の良さにビツクリしていた(笑)

左から2番目ね。サッパリなんだけどちょっとナッティーなのがよかったのね。

みんなもグレコと一緒に食べてるね~。

そしてもうひとつはラビオリ・カプレーゼです。

これもやはり粉文化の地域、ラビオリの生地に特徴があります。

粉にラード(!!)を入れて、そしてお湯(!!!!!)で生地を練ります。こんな作り方初めて!ちょっと中華の生地にも似た作り方ですね~。お湯なんで水で寝るよりすごくグルテンが出るんですがラード、つまり油分が入ることで生地の伸びもよくなります。なんでモチモチ系の生地なんです。おもしろいね~。

その生地でリコッタチーズとパルミジャーノレッジャーノ、マジョラム、卵、カチョッタと言われる羊のチーズを包んでいます。周りのトマトソースはこれまたびっくりなんだけどニンニクや玉ねぎ、香味野菜はいっさいいれずオンリートマトをゆっくり煮詰めたもの。ゆっくり煮詰めてソースにすることでトマト甘さが引き立ちます。これもおいしかったな~。

そして主菜!

魚料理は「イカじゃが」‼Totani e patateトターニ・エ・パターテ、その名も「スルメイカとじゃがいも」デス!シンプルだけどおいしいー!

イタリアではヤリイカやスミイカがよく使われるんですが、わざわざ「スルメイカ」指定。こんかいはスルメのちいさめのイカ、麦イカを使いました。トマト味なんだけどなんだかちょっと懐かしい味。ほっこりします。

そしてイスキア島風ウサギ。1羽を10個のぶつ切りにするべしと書いてありましたがもう少し食べやすく小さくしました。骨から出る旨みと焼けた部分の旨み、トマトとオリーブオイルと混ざったうさちゃんも大変おいしゅうございました。やっぱうさちゃん好きだな~。筋肉質で旨みは濃くて、つまった身質。でもたんぱく目。そこが好き♡日本人も昔は結構食べてたのにね~。またやります。

そして最後はデザート!

トルタ・カプレーゼです!料理名のカプレーゼ何回目?ぷぷぷ、カプレーゼがカプリ風とかカプリ島のって意味だからしょうがないね(笑)

チョコレートとアーモンドのモロモロ系のケーキです。大好きなんだな、これ。今までも何回かつくっているけど、おいしいね~。イタリアのケーキはシンプルで素朴だけれど、ある意味洗練されてて、飽きがこないよね。

それにしても、いや=よく食べました~。

カプリ島、海を望める観光スポットの100年以上動いているという島から降りてくるリフトは絶対そろそろ壊れると思うから乗らないけど(笑)青の洞窟で海に飛び込むオプショナルツアーもしないけど(泳げないから)、カプリ島行きたいですな。

おいしゅうございました。勉強になりましたー。

また次回もよろしくお願いいたします。

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島 ありがとうございました。前菜の巻

先週日曜日、のんとろっぽ日曜俱楽部

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島

ありがとうございました。

よく飲みよく食べました!いらっしゃれなかった方も是非次回!

 

ご報告まで「旅するイタリア料理vol.2 カプリ島編」ご紹介します。

 

まずは乾杯。・・は、「カンパリ・シェケラート」!

「ビバ!イタリア!って感じでお洒落でしょ!?」というソムリエ塩田の意見でこうなりました。

カンパリは南イタリアではなくミラノのリキュールだってことは突っ込んじゃいけません(笑)!ミラノって書いてあるけど(笑)

プププ!なにはともあれ「サルーテ!」=イタリア語で乾杯の意

カンパリとレモン汁をシェイクしたカクテルなんですが生で呑むよりさっぱりふわっとします。私も結構好きでバーにいったらよく注文するカクテルのひとつです。

さて、今回のテーマ、カプリ島(とその周辺)のパン。パーネ・カフォーネ(pane cafone)。

カプリ島のあるカンパーニア州のナポリ地域。ここにはグラニャーノという一大パスタ産地もあり、粉文化が非常に昔から栄えています。その影響もあってか、南イタリアには時々見られるのですが、このパンにもセモリナ粉が使われています。パスタに使う小麦粉でしょ?って思った方正解です。

非常に硬くグルテンが強く出るタイプの小麦粉デス。もちろん、スパゲッティやマカロニ以外にも、お菓子やパンにも使われます。ちなみにイタリア語でパスタpastaは生地の事を指すので、お菓子の生地もパスタ、パンの生地もパスタ、マカロニの生地もパスタ、練ったものはなんでもパスタの事を指すのでイタリアに行ったときにはご注意ください☆

このパンはイーストを使うのではなく、前のパン、もしくはpasta madreパスタ・マードレ(お母さん生地)と呼ばれる発酵した生地をもとにして作ります。これに水と粉を足して温かいところに数時間置くと、ヨーグルトを牛乳でつないで増やしていくように、発酵した生地が増えます。これを2回繰り返す。(本チャンまで長い‥‥)そしてようやく本捏ねに入るわけです。そしてこのパン、生地にセモリナ粉が半分くらい入っているのでグルテンがむっちゃ強くて生地を練るのがほんとう、大変でした。重かった~!焼き上がりは満足ですが(笑)時間もかなりかかった(笑)

皮はバリっと固めでセモリナ粉なので身はすこし目が詰まった感じです。でも食べると重くはなく、粉のおいしさを存分に味わえるパンでした。

 

前菜はベタな感じで!

イタヤ貝の白ワイン蒸しと

レモンの「パン」のサラダ。今回はグレープフルーツの「パン」も使いました。むちゃくちゃさっぱり!(レモンのパンlimone di paneについてはこちら

それからカプリ島でもよく食べられる小魚のフリット。今回はかわいいヒメコダイちゃん。(ヒメコダイとイタヤ貝の可愛さについてはこちら

ほんと、日本のイタリアンでもっと使ったほうがいいと思うのよね、ヒメコダイ。フリットにぴったり!繊維が細かくてホクっとするのよ、そして軽い食感と品の良い旨みも大好き!(重よしさんも好きだって言ってたな。。。)

言われて

そしてご存知カプレーゼ。カプレーゼは「カプリ島の」という意味なので正式名称はInsalata capreseインサラータ・カプレーゼ。もちろん、水牛のモッツァレラでゴザイマス。

実はこのサラダ、新しい料理なんです。20世紀に入ってから、カプリ島の老舗5つ星ホテル、キジサーナで生まれたと言われています。1920年ごろ、詩人で政治的にも活動家だったフィリッポ・トンマーゾ・マリネッティのためにイタリア国旗を模して作られた、とか、1950年代にエジプト王ファロークの急な食事のために作られたとか諸説あります。

超!高級ホテルキジサーナ。https://www.quisisana.com/青い海と白いホテル、素敵すぎます(汗)泊まるのは高そうだからバーくらいは行ってみたいな~。

かな~り久しぶりにカプレーゼ食べましたが、やっぱりむちゃくちゃ美味しいですね。たまに普段のメニューでも出そうかしら。

次に続きまする~

これでいいのだ!かわいい魚介とカンパーニア州のワイン。

あす28日(日)は旅するイタリア料理vol.2です!

かわいい魚介も来てます!

イタヤ貝とひめこ鯛!

イタヤ貝殻付き初めて見た。かわいい!南国感まんさい!薄ピンク色の子もいてかわいいです。ホタテより大きさもちいさくて味は軽くて甘め。これはマリネします。

ひめごは見た感じヨーロッパでおなじみの高級魚ひめじ(トゥリッリアとかルージェと呼ばれる)に似ています。ひげがないけどね。こちらはカンパーニア州あるあるセモリナ粉のフリットにします!

そしてワインやリモンチェッロも来てます♡

ベタですね~ベタ。ファランギーナにグレコにアリアニコ!南イタリアあるあるワイン君たちです。

ファランギーナはごくさっぱり!すこし緑っぽい香り。がぶがぶ行きたいところです。

グレコはちょーさっぱり!(さっぱり続きかよ!という突っ込みは受け付けません!)ファランギーナよりちょっとナッツ。で、丸くてやさしい酸味。こちらもがぶがぶ系ですね~。

そしてアリアニコ!南イタリアよく見かけるブドウ品種ですね~。

リモンチェッロは吉川さん的に一番おいしいカプリ・ピゥをご用意しました。香りはふくよかで優しく、味わいはクリーミーです。IGP(産地呼称制度)のレモンを使っています。

そうです、ベタなんです!これでいいのだ!

貝のマリネを食べて、小魚のフリットを食べて、さっぱり白ワインをのんでトマトでレモンでいい気分になるのです!(泳げないけど)夏の海を、島を満喫です~☆

老舗居酒屋にいったら燗酒呑んで、刺身食べて、ねぎまでも食べてればいいのです!

そうだ、これでいいのだ!

お待ちしております(笑)。

詳細はこちら→

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島

旅するイタリア料理vol.2 カプリ島

kのんとろっぽ日曜俱楽部「旅するイタリア料理vol.2 カプリ島」

7月28日(日)18:00~

世界で最も美しい島、カプリ島。

青い空と青い海。太陽をいっぱい浴びたこの島 を映像を見ながら旅するようにカプリ島のおいしい料理はいかが?

 

ナポリから南へ下った小さな島。カプリ島。

ナポリと同じカンパーニア州です。観光では有名な青の洞窟があり、切り立った島は観光のほかにはレモンの産地としても有名です。レモンの皮でつくった濃厚でいながらさっぱりしたリモンチェッロというリキュール、飲んだことのある方も多いのではないでしょうか。

トマトとモッツァレラを重ねたサラダ、カプレーゼはこのカプリ島の名前がそのままついています。(カプレーゼはイタリア語で”カプリ島の”という意味です。)いまや日本でも定番料理のひとつです。

今回はこのカプリ島と、そのすぐ近くのプローチダ島の料理をメインにお出しします。

ごくごく小さな島ですが名画「il postino」イル・ポスティーノの撮影が行われた島です。(映画の設定はカプリ島ですが他にもイスキア島などでも撮影されました。)

撮影で使われたレストランも「イル・ポスティーノ」という名前でプローチダ島で今も営業しています(笑)

ここも魚介とレモンの産地で、シラスを薄切りレモンにのせた前菜やレモンのスパゲッティなどもあります。

ぜひぜひ南イタリアの風を感じながらおいしい料理をいただきましょう。

会費 お一人 ¥4000(税別)飲み物は別途注文を承ります。

18時過ぎから映像を見ますので、遅れてこられる方は前もって御連絡頂けますようお願いいたします。

映像は2時間半くらいを想定しております。

また、会の特性上、細かいアレルギーの対応等は行っておりません。ご了承ください。

夏本番!はじけるような南イタリアを満喫しましょう。

ご予約お待ちしております。

 

インターネットからのご予約はこちら→https://select-type.com/rsv/?id=mrQmu-9cvlI

インターネットからのご予約ができない場合でもお席が空いている場合がございます。

お気兼ねなくおでんわください。03-5313-3339

 

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旅するイタリア料理vol.2 カプリ島 ありがとうございました。前菜の巻

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2019年7月の営業のお知らせ

のんとろっぽ、7月の営業のお知らせです。

月曜定休

7月15日月曜祝日と翌火曜日16日は連休させていただきます。

28日日曜日はのんとろっぽ日曜俱楽部「旅するイタリア料理」カプリ編をいたします。

世界一美しい島(カプリ出身者談)、カプリ島をメインに、近隣のプローチダ島等の料理を映像を見ながら召し上がっていただきます。太陽と青い海、青い空!レモンやモッツァレラの産地で、魚介が豊富な島々の料理を堪能しましょう!

18時より会食になります。

詳細はまた追ってご連絡いたします。

ご予約お待ちしております。