世田谷区・千歳烏山のイタリアン「のんとろっぽ」からお知らせ

遠い歴史に思いをはせるワイン「ヤルデン」

キリスト教とワインの関係はご存知のとおり、切っても切れない間柄。つまりその歴史はとても古いです。

その歴史ある産地のひとつ、イスラエル。旧約聖書にも書かれている数千年前からのワインの聖地、ゴラン高原。

中でもこのヤルデンはコンクールでも常に高評価。柔らかくバランスが取れてとてもスムーズ。ブドウの個性がよく表れています。

そしてワインの名前ヤルデンはヨルダンという意味です。ノアの箱舟は大洪水後、陸地を探し鳩を飛ばします。しばらくしてもどった鳩はオリーブの枝を咥えていました。それは世界最古の品種とも言われる、ヨルダンオリーブでした。(諸説あり)

今は昔、遠い遠い歴史に思いをはせてみてはいかが?

カベルネ・ソーヴィニョン(赤)

ベリーとシダのバランスがとてもよく、まだ中心に青みが残っていてたっぷりの果実味を感じる。スワリングすると甘いチョコレート、たばこが少し。エキスは濃いがタンニンは細かく軽く、柔らかい酸によって印象が持続する。たいへん飲みやすくバランスのいいワインです。

シャルドネ(白)

強いリッチなフルーツの香り、バナナ、洋ナシ。ワインの色はそれほど濃くないけれど、オーク樽がよくきいていて満足感のあるワインです。飲みごたえバッチリ!

アブルッツォ州の名メーカー チトラ

新しくアブルッツォ州の名メーカー、チトラのワインを仕入れました。

アブルッツォ州の土着品種を洗練したワインに仕立て上げる「チトラ」。

のんとろっぽで仕入れた白ワインと赤ワインをご紹介します。

 

ニーロ ペコリーノ IGT (写真右)

「ペコリーノ」というとイタリアでもっとも古い羊のチーズで地方ごとにペコリーノ・○○(大概地域の名前)というチーズがた~くさんあります。そう、この葡萄も羊から名前がついているのです。羊に食べさせていたブドウがこのペコリーノ種だったとか、羊飼いが売っていたチーズと葡萄の苗がこのペコリーノ種だったとか、葡萄の名前の由来には色々説があります。

普通、このペコリーノという品種のワインはよく言えば爽やかで軽くてさっぱり!という印象ですがその分深みに欠けるワインも多いのです。羊に食べさせていた説から察すると偉大なワインになりにくかったのかな~なんて憶測してしまいます。

ですがこのチトラのニーロはペコリーノなのにボディがしっかり。酸味のある南国フルーツのような香りの後、セージやラベンダーのようなハーブの花の香り。余韻が長く、最後は野菜の芯のようなミネラル感が続きます。

アドリア海からイタリアでもっとも高い山脈のひとつ、アペニン山脈へと抜ける風のようなすがすがしい飲み口です。海沿いはムール貝などの海産物も有名でまさに「地中海式食事」的な雰囲気が溢れます。

魚料理全般に合います。かなりしっかり目の味わいの料理でもぴったり。

 

カローソ モンテプルチアーノ ダブルッツォ DOP リゼルバ(写真左)

果実味たっぷりで大柄な印象のあるモンテプルチアーノ種ですが、深みのあるガーネット色、プラムとベリーのかおりはフランスのボルドー、ポムロールのような落ち着いた雰囲気。

味わいはまさしくイタリアワインらしい果実味とタンニン。骨格がしっかりして長い余韻が素晴らしい。ソムリエ塩田は非常に感心しておりました。ぜひともオールドヴィンテージをのんでみたいワインです。

アブルッツォ生まれ、アブルッツォ育ちの「チトラ社」イラリアが千歳烏山まで来てくれました。美人さんの彼女に地方料理で何が一番好きか聞いたところ、(年をとった)羊の串焼き。シンプルに塩で網焼きにしてオリーブオイルをかけて食べるといっていたけれど、炭の香りや羊の旨みにこのカローソはぴったりだと思います。

海から山へ向けてなだらかな丘が続くアブルッツォ。牧羊とハーブ、地中海のかおりに親しみを覚えられると思います。

初夏の日差しにドイツとオーストリアのビオワイン

初夏の日差しに! ドイツとオーストリアのビオワイン。
エレガントでピュアな酸とミネラルが際立った爽やかな自然派ワイン。

左からグリューナー・フェルトリーナー・ランゲンロイス2017 ヴェスリ オーストリア

グリューナー・フェルトリーナー・プールス2015 ヴェスリ オーストリア

ジーファースハイム ヴァイスブルグンダー2017 ヴァグナー・シュテンペル ドイツ

シルヴァーナー トロッケン グーツヴァイン2017 ヴァグナー・シュテンペル ドイツ

 

昼間の疲れをいやす身体にしみいるようなおいしさ
とうもろこしババロアやイサキカルパッチョ。

石山さんのトマトのスパゲッティにどうぞ。

桜の香り

桜の香り

初めて千鳥ヶ淵に行ったのは10何年も前、赤坂のレストランからの帰り、どうしても見せたいと言われ、タクシーを飛ばしていったのが最初でした。

「もう、ライトアップ終わりますよー!」と警備員が叫んでいます。

慌てて桜並木へと走り、ほろ酔いの中、真っ暗な千鳥ヶ淵、白く浮かび上がった夜桜は豪奢でもあり、朧のようでもあり、そして桜の甘い匂い中をゆらゆらと歩くのは大変いい心持ちでした。桜はなぜか過去の感情がよみがえってきて心にとどまり、懐かしいような、少しさみしいような気持ちになります。

あれから何年も経って、だんだん桜の樹も衰えてきたのでしょうか、花を付けない枝も目立ち、うっすらと立ち込めていた桜の香りは今年は感じられず残念に思いました。

 

千歳烏山6番街の2階のちいさなレストラン、「のんとろっぽ」で一人の女性がいつものようにコースを食べ終え、扉を開けようとした時、下から少し酔った老夫婦の声が聞こえてきました。彼女は扉を開けてその老夫婦が階段を上がりきるのを待っていました。

「綺麗だったけれど結構さむかったわね~、・・・あら、うるさかったかしら?」

「そんなことありません・・。ちょうど帰るところでしたので・・・・、それでは塩田さん、今日もごちそうさまでした。」

「ありがとうございます。」

 

「こんばんは。いらっしゃいませ。お花見の帰りですか?」

「そうなのよ、途中から寒くなったからワイン飲みたくなったの。」

「ちょっと飲むだけでもいいかな?」

「もちろんでございます。」

 

「・・・それではご主人様にはサンテミリオンの飲み頃を。奥様にはトゥーレーヌのソーヴィニヨンブランを。」

お二人はフランスをたくさん旅行した話をしてくださいました。

楽しい思い出や、おいしかったお話などをされて奥様はきゃっきゃと少女のように話されました。

「そうだ、ここはヤギのチーズはあるのかい?」

この時期ご用意している自家製の桜の葉を巻いたヤギのチーズをお出ししました。

「私ヤギなんか食べられないわ。」

「そうだった?」

ご主人が一口食べました。

「桜の香りですごく食べやすいよ、食べてごらん。」

「本当、食べやすいわ。」

もう一口召し上がって、ワインももう一口。

 

「ああ、桜の香りとチーズと、このワインによく合っておいしいわ。」

「・・・それにしても私たち、あれからだいぶ年を取っちゃったわね。またフランスへ行けるかしら?」

「いつだって行けるじゃないか。・・また、行こう。」

 

 

 

【トゥーレーヌ/ソーヴィニョン・ブラン】

天使だってのみたい!ファランギーナ・デル・サンニオ

こんだけ暑ければ天使だってのみたい!

cantina del taburnoのファランギーナ・デル・サンニオFaranghina del sannio!

左の天使がこっちを見てニヤリとしています(笑)

「ちょっと、ちょっとだけ」とでも言っていそう。

夏らしい麦わら色の液体からは熟れた洋ナシや桃、すこしパイナップル、そして白い花と柔らかいハーブの香り。

香りがフルーツしっかりなので甘いかと思いきや、落ち着いたさらりめのテクスチャー。さっぱり?と思いきや綺麗な酸の後に品のいい軽い苦み、そしてしっかりとした長めの余韻。

ナポリもあるカンパーニア州のベネヴェント県。beneventoとは良い風の意味。このワインのブドウ、ファランギーナはギリシャが起源の土着のブドウ。

 

モッツアレラやリコッタのようなフレッシュな牛乳のチーズ、ピザのような粉製品、トマトとの相性は抜群です。

薄いピザのような生地にブロッコリーとリコッタ、オリーブをはさんでオーブンで焼いたフォカッチャとどうぞ!

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