ゴールデンウイークはバルのんとろっぽで!江戸料理ちょっちゅ解説
バール営業中ほぼほぼ写真撮れてないです涙
とりあえず今日のメニュー
いろいろと謎のメニューがあるでしょうが楽しみにいらっしゃってください!
ベタなところだと昔は肉を堂々と食べられなかったので
イノシシ→牡丹 または 山鯨
鹿→紅葉
馬→桜・・・・・なんて言い換えて食べていました。色気ある例えですよね。
金婦羅、銀婦羅っていうのは天ぷらの事なんですけど、卵黄を使った生地なのか、卵白をつかった生地なのかの違いを洒落て言っています。これもステキ。
あとは今はねぎまって言ったら焼き鳥の正肉と葱のことですけどもともとはねぎまのマは鮪のマでした。さっぱりしたものが粋でおいしいとされていたのでマグロのトロ部分はほぼ捨てられていたんですね。でもそれを火を入れて小鍋で出したのが始まりです。今日は贅沢してマグロの脳天部分を使用。あぶらがのってて筋状になっているので火を入れても柔らかいのが特徴。おいしいです。個人的に結構好きで居酒屋さんへいけばかなりの確率で注文する一品です。
それからさっぱりで江戸の人の憧れのひとつ、カツオ。みんな無理して買っていました(笑)。今回は小川たたきにしてわがらしか割り胡椒で刺身で食べてください。なにが小川かっていうとカツオを叩いた後、薄く延ばして湯をかけて、つまり、湯霜にします。それをバチ状に切って刺身にします。さっぱりしておいしいです。
江戸時代はカツオは辛子か胡椒がお決まりでしたね~。樋口一葉もカツオに胡椒を合わせるのが好きだった気がする。。。
↑↑中は生です☆
茄子のシギ焼き。
本とはヘタを細く延ばしたままだとシギのくちばしに見えるんだけどね。間違って食べると固いのでとっていますがかなり似ています。あぶらで焼いた後、味噌を塗って再び焼きます。
ベタですがおいしいです。
蛤独活のもとの料理は池波正太郎の本に出てた・・・・・何に出てたんだっけ?剣客商売か鬼平犯科帳か、忘れちゃったけど「浅利大根」です。あさりの口が空いたところに千にきった大根を入れてさっと煮るという料理でした。それを重よしさんが「ハマグリ大根」にしたてて、その本を読んだ塩田がまかないで「ハマグリ独活」に仕立てました。ウドの香りとハマグリの甘さがむちゃくちゃ美味しいです。ぜひ食べてね。
おおっと時間がないのでではではまた。
バールのんとろっぽでお待ちしておりまする。
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