チョコレートっていう飲み物
- 2019年1月15日
- 読了時間: 3分

おこんちは、ユリ・ゲラーになった吉川さんです(爆)
出勤時店のカギを開けようとしたら刺さった状態でカギがぱっきりきれいに折れて開けられなくなってしまいました。まさかのスプーン曲げを通り越してスプーン折りでもなく、カギを折ってしまい職業替えを悩んでいます(笑)
年始のバール営業も終わり、通常営業に戻ってまいりました。ワタクシ的には年始はお客様のお誕生日が続けてあるのであふあふしております。
のんとろっぽの今日の「お茶」はホットチョコレートでした。寒い日や疲れたな~なんて日は時々チョコレートにします。お気に入りのコクと酸味と旨みのバランスがいいヴァローナ社のEXビター(もちろん製菓用)で時々チョコレートを淹れます。最近ののんとろっぽ的な流行りは乳製品を一切使わない水のみで淹れたホットチョコレートです。コクがあるけどすごくさっぱり。それに今日は生姜のコンフィ(シロップ煮)をお好みで入れて飲みました。
ホットチョコレートを淹れていると思い出すのがベルサイユのばら。オスカルもばあやに淹れてもらってましたね~。お酒はやめてショコラにしたらと。アンドレがジェローデルに吐いた名言も忘れられません(笑)なつかしす。

https://honcierge.jp/articles/shelf_story/4828
もともとチョコレートは貴族に愛された飲み物だったのです。ブリア・サヴァランの「美味礼賛」にも書かれていますね~。「君が食べたものを言ってみたまえ、君が何者であるか当てて見せよう。」という名言が有名な彼です。序文から結構ぐずぐず(おっと失礼!)長めなので文章に慣れるまでは結構大変ですが(笑)料理人必読の面白い、歴史的にも勉強になることの多い本です。

この本にも書いてある通り、カカオを砕いてスパイス(最初は唐辛子も使っていたそう)、砂糖、牛乳で苦みを紛らわせて飲んでいました。ホットチョコレートはたしなみある飲み物とされていましたが、カカオも超!高級品、スパイスも砂糖も権威や金持ちの象徴ですからね。まったく庶民とは縁遠い飲み物です。(ちなみに当時は生水はペストになると信じられていたので普段はワインやワインを水で割ったものを飲料水として飲んでいました。ワインはどの人にも必要でのんでいたってことね。)そう考えると一使用人のアンドレがおいそれと飲めるものではないのですから、かなり贅沢させてもらっていたことがわかります。
ってことで、ホットチョコレート!をのむときはおステキなカップで貴族気分で飲みたい!ってことです(爆)
ティーカップはいくつか持ってるけれど、どっちかっていうとコーヒーカップのデミタスカップでチョコレートを飲みたい!ロイヤルクラウンダービーのカップ欲しい‥‥。
じゃなかったらジノリのエスプレッソカップ・・・・。
・・・・・。物欲が大変なことに。いかん、いかん。
たまには貴族気分でチョコレート、飲みませんかね。
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