少女都市からの呼び声
のんとろっぽのお客様、諸治蘭ちゃんの公演が新宿であります!
舞台はかなりひさしぶり!
1994年に文化庁芸術祭賞を受賞した唐十郎作品です。
夢と恐怖
「氷いちご」にサクリとスプーンをさし入れる時の、サクリとした音まで聞こえる。そんな小さな気配を呼び寄せなければこわれてしまうもろい世界、かと思うと、吹雪吹き荒れる満州の荒野、物語を横切る老人乞食の群れ、そして悲しみの地平を埋めつくす雪子の涙のガラス玉、この作品は、存在するものと、しないもの、つまり現実と非現実の融合の物語です。
男(田口)の内部には生まれなかった妹が存在しています、男が夢見るときだけ起き上がるもろいガラスの少女、自分の変わりに生まれていたかもしれない少女、大胆でたくましい活力を放射する新宿梁山泊の舞台には、いつも、そんなはかなく悲しい妹がひそんでいます。
僕にとって劇場は面白く美しい場所であるとともに、現実逃避ができるところであり、そしてまたおぞましく恐ろしい場所でもあります。
私が皆さんと共有したいのは、私自身の夢と恐怖なのです。2010ソウル公演パンフレットより唐十郎
今回は新宿にあたらしくできたミラノ座(西武新宿駅近く)での公演です!
ミラノ座といえば学生時代、電車なくなってミラノボウルで朝までボーリングしてました(苦笑)
Yahooレポートも面白かったので楽しみです!
後半はまだチケットあるようなのでお時間ある方はぜひ=
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