補陽の薬膳 シナモンをつかったレシピ①温中散寒
- enoteca non troppo
- 42 分前
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のんとろっぽはおいしさはもちろん、身体にやさしい料理であるべきと思っております。
身体にやさしくないと 気持ちも疲れちゃうもんね! 身体がリラックスしたら よりおいしいものも、よりおいしく感じられるとおもいます。
芦花公園の太一堂鍼灸院さんから
コラボレーションをお声がけいただきまして 提供した薬膳レシピです。 薬膳と言うと中華や韓国料理などをイメージなさる方も多いと思いますが、
イタリア料理もたくさんスパイスやハーブを使います。
ただ、中華料理ほど強く効かせないことのほうが圧倒的に多いです。
イタリアでスパイス類はローマ時代から多用されるようになりました。
メソポタミア、エジプト、ペルシア、インドなどからもたらされます。
保存のためや贅沢の象徴としても使われてきました。 また、中世、ルネサンス時代にはサレルノ養生訓などに代表されるように
より地産地消の野菜やハーブ、タンパク質などを推奨するようになり
現代イタリア料理へと向かっていきます。 この影響はフランスへ輿入れしたメディチ家などから西洋料理に多大な影響を与えます。
明日使えない知識はおいといてw
とにかく効用は同じです! のんとろっぽで見かけたら食べてくださいませ!
今回は補陽の薬膳のレシピ提供です!
シナモンも鹿肉も身体を内側から温める食材です。

鹿のラグー 一人前
〈材料〉
鹿モモ肉 100g 人参1/4本 玉ねぎ1/5個 セロリ5㎝ 赤ワイン50㏄ トマト1/2個
ローズマリー1本 グローブ1個 シナモン1㎝パウダーなら一つまみ
〈作り方〉
1.鹿を適当な大きさに切る
2.トマトはざく切り、ほかの野菜はみじん切りにする
3.オリーブオイルで鹿を焼く。
4.焼き色を付けたらそこへトマト以外の野菜を入れる。
5.しっとりしてきたらトマトを入れて煮詰める
6.煮詰まったら赤ワインを入れてアルコールを飛ばす
7.スパイスとハーブ、かぶるくらいの水を入れてことこと2時間くらい煮る。
8.しっかり煮詰めて仕上げに塩コショウで味をまとめる。
それぞれの食材の効能などは太一堂さんの鹿ラグーの記事をご覧くださいませ。
むずかしいので少しずつわたくしも勉強してまいります。
今回はシナモンを使ったレシピをということだったので
シナモンの効用をお勉強。
シナモン:温中散寒、健胃暖脾、通利血脈
温中散寒
胃や腸(消化器系)の冷えを取り除く作用を「温中散寒」と呼びます。
「温中」は消化器系を温めることをさし、「散寒」は臓器を冷やす物質をちらすという意味です。
なるほど2つの作用なんですね。
健胃暖脾
胃腸の働きを助けて消化機能を高め、お腹を内側から温める治療方針や効能を指します
通利血脈
血流を良くし、身体を温める
おいしく食べて温まるなら何よりです~ そして難しいですね~ 覚えられそうにないかも~~~~頑張ります~~~